8月のカラーリーフガーデンを彩る花たち
2020.8.21
8月も終盤を迎えました。ですが美術館の庭では緑が眩しい季節が続いています。夏が短い軽井沢ですが、まだ秋の気配は感じられません。
◆他の紫陽花が見頃を終える頃に咲き始める紫陽花【ノリウツギ】先の尖った花の形から”ピラミッドアジサイ”とも呼ばれています。ボリューム満点で華やか。淡い黄緑色と白のグラデーションが綺麗です。
◆蕾が開き始めました。オレンジがかった黄色が、ぱっと目を引く【マルバダケブキ】フキのような形の葉と茎は紫を帯びたブロンズ色。珍しい葉色と橙黄色の花のコントラストは美しいです。ところどころで咲くマルバダケブキは目を引く花色がカラーリーフガーデンのアクセントになっています。
◆庭のいたるところにある【ギボウシ】葉だけでも存在感がありますが現在、真っ直ぐに伸びた茎に次々と花を咲かせています。沢山の紫色の花が咲き並ぶ姿はとてもは涼しげです。当館のギボウシの種類はなんと13種類。明るい黄緑色の葉から濃い緑色の葉。1色の葉や斑入りの葉。小さな葉から大型の葉。同じギボウシでも種類により姿は様々です。違いを見比べながら庭の散策をしてみてはいかがでしょうか。
まだまだ厳しい日差しが照り付けています。カラーリーフガーデンは木陰になるのでどうぞ涼みながらご鑑賞ください。木漏れ日の中、気持ちよく散策していただけることと思います。