カラーリーフガーデンの植物図鑑 紫陽花/シモツケソウ

2019.7.17

青空が見られない日が続いていましたが、本日は晴れ間が広がっています。
昨晩降った雨のせいか、すこし湿度が高く感じられます。
天気予報によると、また今夜から雨模様になりそうで、雷注意報も出ています。
まだまだ梅雨明けは遠く、折り畳み傘が手放せない様子。

 

そんな中、いま見頃を迎えているのが紫陽花。
真っ白なアナベルという紫陽花が満開です。

紫陽花の花言葉は、花の色が変化することから、「移り気」「浮気」「高慢」などと、よい意味を持ちません。
一方アナベルは、その真っ白な花が純粋さなイメージと重なり、「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」という一途な気持ちを表した花言葉が付けられています。

 

またピンクアナベルも8割ほど花開いています。

白いアナベルから品種改良されたもので、すこし小ぶりな紫陽花です。
存在感のある桃色の花房はまるでボールか手毬のよう。
花を剪定せず残しておくと、花の色がグリーンなど様々に変化し、ドライフラワーなどにも人気の品種です。

 

 

そしてピンクアナベルのそばに同じピンク色の小さな花を咲かせているのが、シモツケソウ。

5㎜程の小さな花びらと長いおしべが特徴的で、ふわっとした空気感のある花です。
シモツケソウは英語で『Japanese meadowsweet』。
花や根などから甘い香りがする草原でよく見かける花で、日本原産ということから「日本原産の草原の香り」という意味の『Japanese meadowsweet』という英名になったそうです。

 

 

ご来館の際はぜひゆっくりと散策してみてください。

 

 

❁7月~9月まで休まず全日開館致します。
開館時間9:30~17:00
(最終入館16:30